中野区役所新庁舎が完成、約20年の集大成です。
中野区役所新庁舎が完成致しました。
長い年月を掛けて中野区、都、国、民間、の皆さんと創り上げたプロジェクトです。国から中野サンプラザを取得し、旧中野体育館を東京都下水道局用地に移転、ここまで約20年の時間が経過しました。
中野駅を中心とした100年に一度と言われる開発の根幹です。これから更に広がりを見せ新たな中野を形成する核となるでしょう。
今までの役所というイメージよりガラッと変わって区民の自治活動などを行うスペース、多様な人々が集まる場としての機能が集積するなど期待が高まります。
一方で建設費は当初190億円の予定でしたが資材高騰などにより279億円です。このうち都が支出するのは約20億円となり259億円は中野区から支出されます。ランニングコストも非常に掛かります。これからリモートなどデジタル化が進む時代にこの様な巨大な役所が必要なのかという議論がされるでしょう。